8 キンシャサの奇跡 アリ 8回KO|Kinshasa, DR Congo

8ラウンド キンシャサの奇跡 アリ 8回KO

スポーツKinshasa, DR Congo

8ラウンド

8回KO キンシャサの奇跡 アリ 8回KO|8ラウンド、王座を取り戻した

あの日から 52 年

1974年10月30日の明け方、アフリカのザイール(いまのコンゴ民主共和国)の首都キンシャサで、ボクシング世界ヘビー級タイトルマッチが行われました。32歳の挑戦者モハメド・アリが、25歳で無敗の王者ジョージ・フォアマンを8ラウンドにノックアウトし、王座を取り戻しました。英語で「Rumble in the Jungle(ジャングルの喧騒)」、日本では「キンシャサの奇跡」と呼ばれる一戦です。

目次

この数字の物語

アリは1967年、兵役を拒んだことで王座を奪われ、試合ができない時期を過ごしました。リングに戻ったあと、もう一度世界王者になることをめざしていました。

相手のフォアマンは、強いパンチで勝ち続けてきた若い王者でした。試合前は、フォアマンが勝つという見方が多数でした。試合はもともと9月25日の予定でしたが、フォアマンが練習で目の上を切ったため、5週間延びました。

試合開始は現地時間の朝4時ごろ。アメリカのテレビのゴールデンタイムに合わせた時間でした。アリはロープにもたれて体を守り、フォアマンに打たせ続けました。のちに「ロープ・ア・ドープ」と呼ばれる作戦です。フォアマンが疲れてきた8ラウンド、アリは連打で反撃し、フォアマンはマットに倒れて、立ち上がることができませんでした。

数字が語ること

「8」は、アリがフォアマンを倒したラウンドです。15ラウンドの予定だった試合は、8ラウンドで終わりました。この勝利で、アリは2度目の世界ヘビー級王者になりました。

  • 日付:1974年10月30日(現地時間の明け方)
  • 場所:キンシャサの「5月20日スタジアム」(いまのスタッド・タタ・ラファエル)
  • 年齢:アリ32歳、フォアマン25歳(無敗)
  • 観客:約6万人(モハメド・アリ・センター、ブリタニカ)

モハメド・アリ・センターによると、テレビでは世界で5,000万人以上が見ました。ブリタニカは、10億人ともいわれると紹介しています。ヘビー級の歴史に残る大番狂わせとして、いまも語られています。

この数字に会いに行く

アメリカ・ケンタッキー州ルイビルのモハメド・アリ・センターは、アリの生まれた町にある博物館で、アリの歩みと、この試合のことを伝えています。

試合の舞台となったキンシャサのスタジアムは、いまもスタッド・タタ・ラファエルとして残っています。2024年には試合から50年をむかえ、世界中でこの夜のことがあらためて語られました。不利と言われても、自分の作戦を信じて最後に勝つ。8ラウンドの物語は、いまも多くの人を勇気づけています。

Never Forget Number では、この数字「8」を記録します。

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