72年
第1作から ゴジラ 第1作の公開から72年|72年、ゴジラはスクリーンを歩き続けている
1954年(昭和29年)11月3日、東宝の映画『ゴジラ』が公開されました。海の底から現れた巨大な怪獣が東京を歩く、この1本から「ゴジラ」シリーズが始まりました。2026年11月3日、その日から72年になります。そして同じ日、新作『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』が公開されます。
この数字の物語
第1作『ゴジラ』は、本多猪四郎監督、特殊技術の円谷英二さん、音楽の伊福部昭さん、製作の田中友幸さんらがつくった、97分の白黒映画です。水爆実験によって目覚めた怪獣という設定には、戦争と核の記憶がまだ生々しかった時代の、人々の不安と祈りがこめられていました。
着ぐるみとミニチュアのセットを使った特撮は、のちの日本の特撮映画やテレビ番組の土台になりました。伊福部昭さんの重いリズムのテーマ曲は、いまも多くの人が口ずさめるほど知られています。
ゴジラは海もこえました。1998年にはアメリカのトライスター版『GODZILLA』が、2014年にはレジェンダリー版『GODZILLA ゴジラ』が全米で公開されました。日本では2016年に『シン・ゴジラ』、2023年11月に『ゴジラ-1.0』が公開され、『ゴジラ-1.0』は2024年3月、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受けました。受賞したのは山崎貴監督ら4人の視覚効果チームです。
数字が語ること
「72」は、第1作の公開日(1954年11月3日)から2026年11月3日までの年数です。ひとつのキャラクターが、これほど長いあいだ新しい映画に登場し続けるのは、世界でもめずらしいことです。
- 第1作の公開:1954年11月3日(東宝。東宝の沿革では「ゴジラ」シリーズ第1作)
- アメリカでの映画化:1998年(トライスター)、2014年(レジェンダリー)
- 『ゴジラ-1.0』:2023年11月公開、第96回アカデミー賞 視覚効果賞(2024年3月)
- 『ゴジラ-0.0』:2026年11月3日公開(『ゴジラ-1.0』の2年後が舞台)
第1作の公開日である11月3日は、ファンのあいだで「ゴジラの日」として親しまれています。72年前と同じ日に新作が公開されるのは、ゴジラがいまも「現役」であることのしるしです。
この数字に会いに行く
東京・日比谷の東宝本社のそばにある広場は、2018年に「日比谷ゴジラスクエア」として生まれ変わり、ゴジラの像が街を見守っています。映画館で新作を観たあとに、立ち寄ってみるのもいいでしょう。
第1作『ゴジラ』は、2014年に60周年記念のデジタルリマスター版として映画館で上映されるなど、いまも観ることができます。72年前の人々がスクリーンで見たものを、自分の目で確かめてみてください。怖さの奥にある「祈り」が、きっと伝わってきます。
Never Forget Number では、この数字「72」を記録します。
数字の出典
この数字を、忘れないために。
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