49人
乗客・乗員全員 ラオス航空301便墜落事故|49人の尊い命が失われました
あの日から 13 年
2013年10月16日の午後、ラオスの首都ビエンチャンから南部の町パクセーへ向かっていたラオス航空301便(ATR72-600型機)が、パクセー空港の近くでメコン川に墜落しました。乗客44人と乗員5人、49人全員の尊い命が失われました。
何が起きたのか
301便はビエンチャンを出発し、およそ1時間あまりでパクセーに近づきました。そのとき空港の周りには雷雨が迫っており、天気は急に悪くなっていました。
機長は着陸を一度あきらめ、上昇してやり直す「着陸復行(ゴーアラウンド)」を行いました。しかし、決められた高さより低いまま右に旋回を続けた機体は、メコン川の中州の木々に触れ、川に墜落しました。
流れが速く深い川での捜索は困難をきわめ、タイなど周辺の国からも潜水士が駆けつけました。乗っていたのはラオスの人々のほか、フランス、オーストラリア、タイ、韓国、ベトナムなど、さまざまな国から訪れた人々でした。家族そろって旅をしていた人たちもいました。
数字が語ること
ラオス政府の事故調査委員会は2014年に最終報告をまとめ、乗客44人・乗員5人の計49人が亡くなったとしています。この数字は、フランスの航空事故調査局(BEA)の記録とも一致しています。
- 死者:49人(乗っていた全員)
- 乗客:44人
- 乗員:5人
- 機体:ATR72-600型(2013年3月に引き渡されたばかりの新しい機体)
報告書は、原因として「天気の急な変化」とともに、乗員が決められた進入の手順や、やり直しの手順を正しく行えなかったことを挙げました。また、決められた最低の高さより下まで進入を続けたことや、操縦する人と確認する人の連携が十分でなかったことも、事故につながったとしています。
新しい機体でも、悪天候の中での判断と、手順を守ること、そして操縦室の中で声をかけ合うことがどれほど大切かを、49という数字は伝えています。
忘れないために
東南アジアでは、その後も空の旅を使う人が大きく増えています。この事故のあと、パイロットの訓練や、悪天候のときの判断の大切さがあらためて呼びかけられました。「無理をせず、やり直す」「おかしいと思ったら声に出す」――空の安全を支えるこの教えは、私たちの毎日の仕事や暮らしにも通じるものです。
犠牲になられた49人の方々のご冥福を心からお祈りいたします。
Never Forget Number では、この数字「49」を記録します。
数字の出典
この数字を、忘れないために。
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