「ハイチ大地震」(英: Chile earthquake of 1960)
2010年1月12日、ハイチ時間の2010年1月12日16時53分(UTC21時53分)に、ハイチとドミニカ共和国からなる西インド諸島イスパニョーラ島でマグニチュード (M) 7.0の大地震が発生し、222570人もの尊い命が失われました。最も深刻な影響を受けたのは、島の西側 3 分の 1 を占めるハイチでした。地震の規模の大きさやハイチの政情不安定に起因する社会基盤の脆弱さが相俟ち、単一の地震災害としてはスマトラ島沖地震に匹敵する現代空前の大規模なものとなりました。
死者・被害者数に関しては、2月3日、ジャン=マックス・ベルリーヴ首相は、政府の集計で死者が200000人を超えた事を議会上院に報告しました。ルネ・ガルシア・プレヴァル大統領は同10日に170000人を埋葬したと発表しました。ビアンエメ内相は217000人の死亡を確認したとしているなど、政府内の死者数の情報は混乱していました。2010年3月17日に開かれた復興支援会合にて、死者222570人、負傷者31万928人、行方不明者869人、被害総額は77億5000万ドル余りだと発表されています。その後、2011年1月12日に、ベルリーブ首相は記者会見で死者316000人以上に達したと発表されましたが、震災後に行われた集団埋葬のために正確な数の把握は難しいものとなっています。NFNでは、復興支援会合にて公表された数値を掲載しています。
本当に、二度と起こってほしくない災害です。犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみ申し上げます。追悼の意を込めて、「決して忘れてはいけないこと」、「決して忘れてはいけない災害」として、 Never Forget Number 222570 を掲載致します。
関連サイト
コメント