「マドリード列車爆破テロ事件」
2004年3月11日にスペインの首都マドリードで発生した無差別爆弾テロ事件で、191人の尊い命が失われました。2004年3月11日の早朝、通勤ラッシュの時間帯に、スペイン・マドリード市内のセルカニーアス鉄道のアトーチャ駅など3つの駅で、10回にわたり大規模な爆発テロが起こされました。アトーチャ駅に入ろうとした電車で1回目の大きな爆発があり、その1分以内に同じ列車で2つの爆発が起こりました。マドリード市内にあるエル・ポソ駅に停車中の電車でも、2回。サンタ・エウヘニア駅では1回の爆発で客車が破壊されました。アトーチャ駅から500mの地点で4つの爆発が起こりました。合計で10回もの爆発がありました。駅の建物や列車が激しく損壊し、通勤ラッシュの時間帯で、2,000人以上が負傷し、191人が死亡する大惨事となりました。
マドリード列車爆破テロ事件(マドリードれっしゃばくはテロじけん、Atentados del 11 de marzo de 2004)と呼ばれています。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件と並び、日付から「3・11事件」や、スペインでは「11-M」(オンセ・デ・エメ)と呼ばれています。
本当に、二度と起こってほしくない、起こしてはならない出来事です。
犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみ申し上げます。
追悼の意を込めて、「決して忘れてはいけないこと」、「決して忘れてはいけない事件」として、 Never Forget Number 191 を掲載致します。
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