「アシガバート地震」(英: Ashgabat earthquake)
1948年10月6日1948年10月6日午前1時12分に、トルクメニスタンのアシガバート付近で、M(マグニチュード)7.3(もしくは7.5)の大地震(アシガバート地震)が発生発生し、176000人もの尊い命が失われました。これは、アシガバートの人口の3分の2にあたり、この地震は、ソ連やロシア帝国の歴史上最大級のものとなりました。
当時この地域では検閲が行われておらず、死傷者数など被害状況が発表されることがなかったことから、当時は、ソ連初の原爆実験による地震ではないかという噂もでたほどでした。そのため、1万人〜11万人あるいはそれ以上にも達する多数の犠牲者が出たとされるが、正確な人数は不明のままではありますが、トルクメン初代大統領であるサパルムラト・ニヤゾフによる公式の場において、当時の震災でアシガバートで176000人が死亡したと述べられました。彼自身もこの地震で母親を亡くしており、当時この地域の家の多くは単純な構造であったため犠牲者のほとんどは家の瓦礫に押し潰されて亡くなられたということです。この災害は、ソ連やロシア帝国の歴史上最大級のものでしたが、事実は何十年も経ってからようやく広く知られるようになりました。
本当に、二度と起こってほしくない災害です。犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみ申し上げます。追悼の意を込めて、「決して忘れてはいけないこと」、「決して忘れてはいけない災害」として、 Never Forget Number 176000 を掲載致します。
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