「チリ大地震」（英: Chile earthquake of 1960）
1960年5月22日に、チリの都市バルディビアの近海で、観測史上世界最大級の地震が発生し、地震後、アメリカ、ニュージーランド、日本を含めた環太平洋全域に津波が襲来し、約6000人もの尊い命が失われました。バルディビア地震とも呼ばれます。規模は表面波マグニチュード (Ms) で8.3 – 8.5、モーメントマグニチュード (Mw)で9.5の史上最大のものとなります。
アメリカ地質調査所による規模「モーメントマグニチュード」調査
| 1 | チリ、バルディビア | 1960年5月22日 | 9.5 |
| 2 | アラスカ、プリンス・ウィリアム湾 | 1964年3月28日 | 9.2 |
| 3 | スマトラ島・アンダマン諸島 | 2004年12月26日 | 9.1 |
| 3 | 東北地方太平洋沖地震 | 2011年3月11日 | 9.1 |
| 5 | カムチャツカ半島東方沖 | 1952年11月5日 | 9.0 |
| 6 | チリ、ビオビオ | 2010年2月27日 | 8.8 |
| 6 | エクアドル・コロンビア | 1906年1月31日 | 8.8 |
| 8 | アリューシャン列島、ラット諸島 | 1965年2月4日 | 8.7 |
| 9 | アリューシャン列島、ユニマク島 | 1946年4月1日 | 8.6 |
| 9 | アッサム・チベット | 1950年8月15日 | 8.6 |
| 9 | アリューシャン列島、アンドレアノフ諸島 | 1957年3月9日 | 8.6 |
| 9 | スマトラ島北部 | 2005年3月28日 | 8.6 |
| 9 | スマトラ島北部西方沖 | 2012年4月11日 | 8.6 |
本当に、二度と起こってほしくない災害ですが、日本、チリ、ニュージーランド、アメリカ合衆国西沿岸部など、環太平洋地域は、地震による被害が多く、今後の発生に対する対策も必要になります。犠牲になられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、御遺族に対し謹んでお悔やみ申し上げます。
追悼の意を込めて、「決して忘れてはいけないこと」、「決して忘れてはいけない災害」として、 Never Forget Number 6000 を掲載致します。
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